危機に直面したKendra Scott社、マンハッタンの「店舗からの発送」方式に切り替えることに成功
新型コロナウィルスCOVID-19のパンデミックは、他の小売業者と同様、ファッションアクセサリーのブランドKendra Scott社も直撃しました。自宅待機令やソーシャルディスタンスの対策などのため、Kendra Scottの全店舗が閉鎖されたほか、テキサス州オースティン市の物流センターも、最小限の基本業務のみに限定されました。別の州の3PLに切り替えた在庫もあるものの、取扱量は大幅に減少してしまいました。
マンハッタン・アソシエイツはすでにKendra Scott社とパートナー関係にあり、Manhattan 注文管理システム(OMS)を使ってその成長のお手伝いをしていました。そんな中、危機が深刻になると、再びScott Kendra社よりお声がかかりました。マンハッタンのチームとKendra Scott社は、Manhattan 店舗注文フルフィルメント導入の作業に取り掛かり、わずか6日間で既存店舗を活用してEコマース注文のフルフィルメントを開始できるようになりました。
店舗からの発送の試みが成功した後は、Kendra Scott社とマンハッタンは、今度は店舗前受取りの方式でも素早く協力してそれを実現しました。小売が徐々に開放されていく中で、同社はこのようにして、あらゆる機会を利用して顧客にサービスを提供できるようになります。
チャレンジ
Kendra Scott社では、新型コロナウイルス対策のため店舗は閉鎖され、そしてその主要物流センターの業務も最小限に抑えられていました。
ソリューション
販売を継続できるよう、そして店舗内在庫も活用できるようにするため、マンハッタンは「店舗からの発送」機能をほんの数日で導入し、さらにその後は店舗前受取りもできるようにしました。
進行状況と結果
この新しい方式は成功をおさめ、パンデミック中の販売業績だけでなく、チャリティー活動も促進されました。